日本の良さを味わう会

先日、私が主宰する「食事会」の
第五回目を無事に終えました。

中小企業家同友会やロータリークラブ、ライオンズクラブ、商工会議所など、
さまざまな経済団体で活躍されている
経営者の方々にお集まりいただきましたが、
ふたを開けてみれば大盛況。

私は念のため、会話を促すツールを用意していたものの、
まったく出番はありませんでした。

お互いがはじめて顔を合わせる方もいらっしゃいましたが、
皆さま豊富な話題をお持ちで、
和気あいあいとした雰囲気に包まれたのです。

そもそも私がこの会を思い立ったのは、
日本の文化や風土、先人たちの知恵を再発見する機会を、
同時代を生きる仲間と共有したいという思いからでした。

「日本の良さを後世に残す」。

これを私の天命として掲げ、
そこに共感してくださる方々とともに、
食を通じて日本を味わい、
語り合う場をつくりたいと考えたのです。

実際、開催してみると単なる食事会にとどまらず、
自然とビジネスや人生観に関する深い話題に花が咲くのが興味深いところ。

とりわけ60歳前後の経営者の方々の体験談や学びは、
私にとっても刺激になりますし、
他の参加者にとっても多くの示唆を与えてくれます。
お陰様で、毎回「次はいつ開催するの?」
と声をかけていただくほどになりました。

また、私自身が「気が置けない経営者」に絞ってお声がけしているため、
参加者同士の気質や価値観にも一定の共通点があるように感じています。

お互いにライバル意識でギスギスすることもなく、
むしろお互いの経験やアイデアをシェアし合い、
そこから新しいビジネスの芽が生まれることもある。

それはまさに、
渋沢栄一が東京商工会議所を立ち上げた理由を
地で行くような場になっているのではないかと思います。

『青淵百話』には、
渋沢栄一が人と人との縁や誠実さをとりわけ重んじ、
自分の利益だけを求めるのではなく、
社会全体の繁栄を視野に入れながら行動することが大切だと
度々説いたエピソードが散りばめられています。

そこには、
人間関係の根幹に「真心」がある
という考え方が一貫して流れています。

私はこの真心こそが、
会の雰囲気を温かくし、
結果として居心地の良さを生み出しているのだと感じるのです。

「日本の良さ」とは、
文化・芸術・伝統といった目に見える要素だけではなく、
古くから育まれてきた心の在り方や
人との結びつき方にこそ深い味わいがあると考えています。

渋沢栄一が『青淵百話』で伝えた
「信・義・仁」に通じる真心をもって、
互いを思いやり、日本の未来を切り拓いていく。

この会の継続が、
そうした精神を育むささやかながらも力強い拠点になっていけば、
これほど嬉しいことはありません。

今後も参加者の方々と一緒に、
河豚をはじめ多彩な日本の食文化を堪能しながら、
先人たちの教えを日々の実践に活かす場を育てていくつもりです。

私自身も
「日本の良さを後世に残す」という天命を新たに心に刻みながら、
皆さまにとって「気が置けない」交流が続くように
工夫を重ねたいと思います。

前回は女性経営者が中心で、
男性は私だけという、
いわば「女子会」にお邪魔するような形になりました。

女性ならではの視点から
様々な会話が生まれました。

皆さん経営者。
ワクワクした話が珠玉の如く飛び出しました。
有意義な会話が繰り広げられました。

さて、「日本の良さを味わう会」は、
命名したのは今月になってですが
昨年11月から道後「松ちゃん」にて開催しております。

本日はどんな出逢いが、どんな学びが生まれるのか。
想像するだけで胸が高鳴り、楽しみで仕方ありません。

渋沢王道経営塾 塾長 木本康聖

渋沢王道経営塾 塾長 木本康聖

経営コンサルタント、補助金採択支援(行政書士の協力あり)、講演・研修を行っております。曾祖父井口正之が渋沢栄一『青淵百話』の編纂をしたことを縁に「渋沢王道経営塾」を開講し、塾長に就任しました。
ミュージカルで学ぶ王道経営。渋沢栄一『青淵百話』講演などのイベントも行っております。
【所属団体】日本中小企業ベンチャービジネスコンソーシアム 理事 ,きもと経営研究会 会長 ,東京中小企業家同友会 千代田支部 幹事 ,松前町商工会監事 ,愛媛県中小企業家同友会 伊予松前支部 幹事 ,まさきーいいとこ見つけ隊 役員 ,道後ロータリークラブ 役員

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